身長を伸ばす方法 ― 東京大学の研究成果から分かった本当の身長の伸ばし方

身長を伸ばす方法 東京大学、オックスフォード大学、ハーバード大学の最新研究成果に基づく本当の身長の伸ばし方 はじめに 身長が伸びるメカニズム 骨が伸びると身長が伸びます。骨を伸ばすのは軟骨細胞と肥大軟骨細胞です。軟骨細胞が増殖して肥大化すると…

成長曲線を使って着実に身長を伸ばしていこう

成長曲線 成長曲線とは? 成長曲線とは、ある決められた年度に、男女別にたくさんの子どもたちの身長データを集計し、年齢別に身長や体重の平均値を曲線でつないだグラフです。 藤枝憲二監修『横断的標準身長・体重曲線 0-18歳』ヴイリンク 2006 藤枝憲二監…

ICPモデル

スウェーデンの科学者、カールバーグが開発したICPモデルと、オックスフォード大学の神経科学者、ラッセル・フォスター教授の10代の睡眠についての解説ページです。

成長ホルモン

成長ホルモン 成長ホルモンは192個のアミノ酸で構成されるタンパク質です。下垂体前葉のGH産生細胞で産生されます。成長ホルモンは睡眠、食事(絶食時や空腹時などの低血糖時)、運動時に分泌が亢進します。*1 成長ホルモンの働き 成長ホルモンが肝臓や骨で…

アルギニン

アルギニン アルギニンはクエン酸回路の中間体であるα-ケトグルタル酸からグルタミン酸を経て生合成される非必須アミノ酸です。アルギニンを経口摂取した場合、アルギニンは肝臓のオルニチン回路でアルギナーゼによりオルニチンと尿素に加水分解されます。オ…

軟骨内骨化(軟骨細胞・破骨細胞・骨芽細胞の働き)

骨が伸びる仕組み・メカニズム:軟骨内骨化機構における軟骨細胞・肥大軟骨細胞・軟骨膜細胞・破骨細胞・骨芽細胞・骨細胞の働き。

骨芽細胞は軟骨膜内に最初に出現し、将来の皮質骨である骨殻を形成する

骨芽細胞は軟骨膜内に最初に出現する 軟骨内骨化機構において、骨芽細胞は石灰化軟骨細胞に隣接した軟骨膜内に最初に出現する。前肥大・肥大軟骨細胞層に発現しているIhhは、軟骨膜に存在する骨・軟骨細胞に直接的に作用し、骨芽細胞分化の最も初期の分化を…

オステオカルシン

オステオカルシン オステオカルシンはタンパク質です。骨Gla蛋白(bone-Gla-containing protein)とも呼びます。 オステオカルシンの産生 骨芽細胞がオステオカルシンを産生します。骨芽細胞のDNAに活性型ビタミンD3が作用してオステオカルシン前駆体が生成…

健常小児の0歳から17歳までの身長SDスコアの変化

田中敏章(たなか成長クリニック) 要旨 秋田県の健常小児2731名(男子1366名、女子1365名)の出生時から17歳までの縦断的成長記録を解析して、こどもの身長の程度(身長SDスコア)がどのように変化するのかを検討した。0歳から3歳、3歳から6歳、6歳から17歳…